寝不足は肥満の元

ダイエットというのは痩せる方法がよく話題になります。しかし、逆にこれをしたら太るという話題も少なからず存在します。その1例が「睡眠不足は太る」という話題です。「起きている時間が長ければお腹も空くし、つい食べ物にも手が出るからじゃないか。ちゃんと自制すれば問題はないよ」と考えられるかもしれません。しかし科学的にも睡眠不足は太ると証明され始めています。ここ10年の間に相次いで食欲抑制物質と食欲増進物質が発見され、その増減が睡眠時間に関係するということが分かってきました。アメリカカリフォルニア州にあるスタンフォード大学で5時間の睡眠時間と8時間の睡眠時間で血中にある2つの物質量を比べる実験を行ってみたところ、5時間の睡眠時間の人は8時間の人と比べて食欲抑制物質「レプチン」が15%少なく、食欲増進物質「グレリン」が15%多いことが分かりました。しかも、甘いものや、炭水化物、ナッツ類などダイエットには鬼門と呼ばれそうな食べ物を欲しがる傾向も見られたそうです。こちらに科学的な根拠があったかは不明ですが夜食にラーメンや鍋焼きうどんが定番なのはひょっとするとこれに関係するのかもしれません。また、睡眠中は代謝機能が活発に動く時間でもあるのでこれが短いと、摂取したカロリーがエネルギーに変換しづらくなります。筋トレなどの運動もそうですが、休んでいるときに回復、成長します。基礎代謝を上げるために運動したけど結果がほとんどでないと悩んでいる方、ちゃんと睡眠をとっていますか?寝る間を惜しんでダイエットなんて非効率的なことをしていないか振り返ってみましょう。